第6世代、第4世代のCore i7では多少の描画性能に違いがある

第6世代の方が高性能GPUには良い!

最新ゲームは物理演算、AI制御用にかなりCPUに負担をかけるゲームが増えてきています。最新のBTOパソコンを見ても4コアCPUが当たり前になってきている。高性能CPUになると8コア、10コアにもなってきた。例えばCPU負荷が高めとなるウィッチャー3のようなゲームになると実は高性能なCPUの方が描画性能が高くなるといった検証結果が出ている。

 

そのためもし自作にしろ、BTOパソコンにしろCPU、DDR4メモリーの性能などを最大限に引き出したい場合は第6世代コアの方がゲーム性能のボトルネックを解消しやすいモデルと言えます。大きな差はないがやはりゲーム以外の用途でも快適となるのは第6世代だろう。ゲーム配信、ゲーム実況する方は迷いなく第6世代のCPUを選ぶべきと判断できる。

 

特にオーバークロックモデルであるCore i7-6700Kは約5万円といったお手頃価格になっており4790Kよりお得感がある。もし自作して組むならCPU候補として間違いなく頭に入れておいて良いモデルと言える。

 

グラボ2枚挿しでどのくらい性能が伸びるのか?

同型番のGPUというのは2枚以上を使うことで負荷を分散させることが可能となっている。つまり描画を高速化できるメリットがある。例えばGeForceであればSLI、RADEONであればCROSSFire-Xといったもの該当する。

 

ただし2枚使っても2倍になるといったわけではなく3割〜7割り程度の描画性能を向上させるまでに留まることは覚えておこう。差はあるがゲームや設定によるところが大きいのが現状である。

 

また2枚のGPUを用意すれば当然、費用も2倍となる。費用対効果として決して高くはないのがネックだろう。ゲームによってこうした複数のGPUを接続したマルチGPUが効かないゲームもあるので注意が必要だ。特に自作する場合はリスクも伴うことがある。さらに消費電力の面でも一気に上がるため電気代の節約を考えている人は2枚を使うよりも一枚で高性能なGPUを使った方が費用対効果は高いことを覚えておこう。